【サンフランシスコ観光】アルカトラズ島に行ってみた!

ゆめは

やっほい!10月から米LAで生活をしてみてる声優ブロガーの幸田夢波です!

今回はLAから飛行機で約1時間半、サンフランシスコに来てみましたー!

アメリカ西海岸といえばサンフランシスコ!

サンフランシスコの景色
サンフランシスコを走る名物のケーブルカー

とってものんびりしたイメージだったのですが、最近は治安が悪化しているとのことで少しドキドキしていました。

実はへっぽこかましちゃって、サンフランシスコ着いた初日に一番危険なエリアに行っちゃったんだよね笑(笑い事ではない)

それはまた別の記事にでもしたいと思いますが、

かなり怯えてたものの、その危険地帯(テンダーロインという場所)以外はおおむね安全そうです。

超安全ってわけではなく、やっぱり薬中っぽい人、ホームレスは街を歩いてるけど、

そこまで危ない感じはなくて、アルカトラズ島は特にツアーのお金を払ってる人しか入れない島なので超絶治安が良く、安心して観光できました。

ゆめは

LAの方がよっぽど治安悪いわよ

アルカトラズ島はかなりおすすめの観光地で、私もサンフランシスコで一番行きたかったところです。

サンフランシスコの目玉観光地、アルカトラズ島とは

アルカトラズ島はサンフランシスコ湾に浮かぶ小さな島で、実は昔、凶悪犯を収容する刑務所があった場所なんです。

ゆめは

そういう歴史のあるところ、めっちゃすき

もともとはインディアンが海鳥の卵や魚などの食糧を獲りに上陸していたところらしく、

ただ、その頃インディアンはこの島を呪われた島だと思っていて定住する人は居なかったそうです。

ゆめは

その頃からそういう島だったんだネ

その後、島はアメリカに軍事目的で取り上げられ、南北戦争の時は多くの大砲が島を巡らすように配置され、軍事要塞として使われます。

ゆめは

島ってそういう使われ方しやすいよね

大砲
島に配置されていた大砲

その頃から軍事刑務所と使われ始め、のちに連邦刑務所となり、1920〜30年代の大恐慌や禁酒法あたりから組織犯罪が激化したことで凶悪犯が収容される「絶対に脱出できない刑務所」となったそうです。

収容されていた囚人の中には、

  • マフィアの帝王「アル・カポネ」
  • 有名ギャング「マシンガン・ケリー」
  • バードマンの名で知られる「ロバート・フランクリン・ストラウド」

など、アメリカ史上に名を残す凶悪犯がたくさんいたらしい。

名前聞いて全然ピンときてないけどwww

チケットはネットですぐ取れた

LA拠点にいくつか都市をまわろうと思ってたので西海岸を特集した地球の歩き方を持ってきました!

ゆめは

西海岸いろいろまとまっててありがたい一冊〜〜

この本には

地球の歩き方

アルカトラズ島は大人気で1ヶ月先のチケットも取れないやで

って書いてあったんだけど、

ゆめは

ほんまか?

と思って公式サイトを見てみたら普通に次の日のチケットも取れるくらい空いてましたw

なんやねん。

観光地はまだコロナの影響が少し残ってるのかなぁ。普段はめちゃくちゃ混んでるところなのかもしれないですね。

アメリカはまだちょっとコロナの影響が残ってるっぽいな、っていう感じがします。

以前は開いていたところが「コロナの影響で」という理由で閉鎖されてるパターンに何度か出くわしました。

チケット代は往復の船代+オーディオガイドで45.25ドルです。

日本円だと約6300円。

ゆめは

高いけどまぁここはお金の使いどころじゃ

ピア33から乗船

アルカトラズ島にはサンタモニカにあるピア33というところから船に乗って行きます。

ピア33は市内からだと公共交通機関でアクセスしやすい場所なので、車なくても大丈夫!

11時の出発だったので

ゆめは

10:40くらいに着けばいっか〜(遅刻魔)

って思ってのんびり向かいながら予約時のメール確認したら

メール

出発の30分前に直接港に来てね!

ってメールに書いてあって飛び上がって全力疾走!!!!!!

なんだか人生いつもそんな感じです( ˘ω˘ )(メール届いた時にちゃんと読んでおきなさい)

ピア33
ピア33

間に合った。

ピア33の列
結構人並んでる
船が向かってきた
あれだ〜〜〜〜
アルカトラズシティクルーズの船
海外で船に乗る経験っておもろいよね

船の中で軽食販売がある

いざ乗船
ファミリーに続いて乗り込んでいきます
船内
船内の様子

船の中でホットドッグとかドリンクとかの軽食販売があります。

なんか既視感があると思ったら、ニューヨークに行った時に自由の女神を見るために乗った船とツアー運営会社が同じでした笑

ゆめは

アメリカは広いのぅ

船内の軽食販売メニュー
コーヒーが500円くらい、ホットドッグが860円くらい

お値段は割と良心的な感じですな。

今インフレと円安が爆発してるので、この金額でも良心的だなと感じるレベルなんですよ。

ちなみにここ、現金不可でした。

ゆめは

お釣り用意するの大変だもんね。

アメリカ旅は色々なところでお金がかかるので軽食はグッと我慢。

船から見たアルカトラズ島
アルカトラズ島が見えてきた!

オーディオガイドがめっちゃ良かった

島到着時の様子
島に到着するとお姉さんが「今日はどこの国からみんな来たのー?」と雑談しつつ島でのルール説明をしてた

島に着くとメインの刑務所の建物までは自由に歩けます。

帰りのフェリー時刻表
帰りの船は大体30分ごとに出てる
刑務所とは別の建物
刑務所の建物に辿り着く前に色々見て回り、はしゃぐ
配られたオーディオガイド
オーディオガイド。基本再生しっぱなしで都度操作する必要がない。

刑務所の建物に入るとオーディオガイドをもらえるんだけど、

ちゃんと日本語もあって感動しました…!(ヨーロッパの観光名所だと日本語がなくてしぶしぶ英語…みたいなことが結構あった)(英語だと理解が1割になる)

オーディオガイドの対応言語
日本語ある!!!!!!
シャワー室
オーディオガイドがもらえるのは昔刑務所でシャワー室として使われていた空間

このオーディオガイドがね!

めちゃくちゃ良かったです!

旅先でいろんなオーディオガイド聞いてるけど、今までで一番いいと思ったくらいよかった。

囚人や刑務官が話しかけてくるような語りで構成されているんですけど、まずテンポがいい

オーディオガイドは話をする囚人たちの自己紹介から始まる

刑務所の中を色々歩き回りながら聞けて、一箇所でオーディオガイド聞き終わらないからずっと立ち止まってなきゃいけない、みたいなことがありません。

スーッと行けます。スーッと。

独房
独房
独房の中
殺風景な部屋。とても小さくて本当に何もない。

あと音がリアル。

これはちょっともしかしから苦手な人もいるかもしれないけど、

囚人たちのうるさいガヤガヤ声や、細かい効果音が入っていてすごくリアルに感じられるオーディオガイドだったんですよね。

たまに

ゆめは

ウワァ

って思っちゃうようなリアルすぎる音もあったけど笑

脱獄を試みた囚人

脱獄を試みた囚人の説明
スプーンを使って排気口から穴を掘って脱獄しようとした囚人たち

アルカトラズ島での見どころはやっぱり、脱獄を試みた囚人たちのその手法です。

スプーンを使って独房の排気口からトンネルを掘った、とか。

脱獄を試みた囚人の部屋
排気口が掘られてる…

自分そっくりの人形を作って、気づかれないようにベッドに寝かせておいた、とか。

人形が置かれている部屋
確かに一見、人がちゃんと寝てるように見える…!
人形が寝てる
ぱっと見じゃ分からないなぁ

脱獄を試みて建物を脱したはいいけれど、その後見つかってない囚人もいて、溺死したんじゃないかと言われています。

でも結局見つかってはいないからね。

生きてたかもしれない、っていうのがなんとも…!

アルカトラズ島からサンフランシスコまでは2.4キロ。

船ならあっという間だけど、泳ぐとなると相当な距離ですよね。

絶対に脱出できないっていうのは、当時島の周りの潮の流れが早かったから、っていうのがあるらしい。

囚人の生活

特別な独房に入れられた囚人の語りで印象に残ったものがありました。

囚人

この部屋に入れられたら服についてるボタンを取って、それを上に投げる。

落ちたボタンがどこにあるかを探して、見つけたら、またそのボタンを投げるんだ。

その繰り返しさ。

特別な独房の床。本当に何もない、扉を閉めたら外の光も届かない部屋。

何もなくただ時間が過ぎていくということ。

それが何日、何ヶ月、何年と続いていく人生。

それを思うととても空恐ろしくなります。

ただ、囚人生活はみんながみんなつまらないものだったわけではなかったみたい。

模範的な囚人にのみ与えられた特権として図書館の利用権利があった、というのもおもしろかったなぁ。

房の中で絵を描いたり、楽器を弾いたり、みたいなこともやっていたそう。

独房の中に飾られる絵と絵の具
なんかおしゃれな部屋に見えてくる。
部屋に置いてあるアコーディオン
この部屋を見てる時、オーディオガイドから楽器の音も聞こえました

結局アルカトラズ島は島というのもあり、維持費がかかりすぎるというので刑務所として利用されることがなくなったという話でした。

釈放された囚人の言葉が胸に残った

オーディオガイドの最後に聞いた、釈放された囚人の言葉がとても印象に残りました。

囚人

街のすべてが速い。

みんながせかせかと歩き回っている。

そこらにいるみんなが羨ましかった。みんな目的があって歩いている。

俺には目的も、行く場所もない。

実際に何年も刑務所で過ごした人が発するリアルな言葉だなと思って胸にズシリときました。

私たちは毎日、誰かに会うため、どこかに行くために過ごしていることが多いです。

何年も社会と隔絶されて生きているとそういう社会との繋がりがなくなってしまうんだなぁ、と感慨深くなりました。

お土産

ゆめは

こういうところはお土産屋さんが楽しいんだよね〜〜!!

お土産の種類多い

アルカトラズの囚人たちに使われていたのであろうカップw

食事用のアルミっぽいプレート?もありますね笑

面白いけどヤダなぁwww

牢屋の鍵

鍵!!!!

キーホルダーにしてはだいぶ重いですw

凶悪犯もまさかのグッズ化www

日本だと顰蹙を買いそう笑

私が買ったのはこちらー!

アルカトラズ島のポストカード。お値段1ドルでお安い。

ゆめは

実は訪れた都市のポストカードを毎回買っていて、コレクションしています!

一つ一つにシリアル番号が振られているのと、レジに持っていくと今日の日付のスタンプを押してくれます。

スタンプが押されたポストカード
スタンプ押してもらった〜〜〜
ゆめは

これめちゃくちゃ思い出になるしいいな〜

フォー
ンマ

帰りは港から近いタイ料理屋さんに行ってフォーを食べました〜(結局アジア料理が美味しい)

ゆめは

好物は透明なスープ

おいしかったし、こちらの物価にしてはお手頃だったのでオヌヌメ

街中のハロウィンの飾り付け
かぼちゃがいっぱい!

刑務所から出ると少し街の見え方が変わります。

のどかでいいなぁ。今、幸せかもなぁ。

ハロウィングッズ
スーパーで売ってたハロウィングッズ

こちらはやはりハロウィンにはだいぶ力が入っているみたいで、そこかしこで本気が見られます笑

アメリカ渡航時の時差ボケきつすぎ問題

追記:

記事を読んでくれた夢波サロンのメンバーさんから

ジョジョ6部の舞台ですよ〜!

と教えてもらいました!

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ゆめは

わ〜〜〜刑務所が舞台なのは知ってたけどアルカトラズだったのか〜〜〜!

チェックしておけばよかった、、帰国したら見るぞ!!!!

さらに別のメンバーさんにも、

新作バイオ映画もアルカトラズ舞台です〜〜!

と教えてもらいました!

ゆめは

どぅぇ〜〜〜ほんまや!ジルかわいいよジル!

本当にいろんな作品のモデルになってる場所なんですね…!

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ちなみにクリント・イーストウッドが脱獄犯を演じた名作と言われているこちらが結構有名みたいです。帰ったら見てみよう。

こういう作品を履修してから訪れるとさらに楽しめそうですね〜!

読んでくれてありがとうございました!

ではっ