ウィーンにはワーホリで1年住んでいたので、割ともう観光地は行き尽くした感…
ということで、少し足を伸ばして遠出してみることにしました。
今回目指したのはヨーロッパ最大の地底湖、ゼーグロッテ(Seegrotte)。
ドイツ語で
- ゼー(See)は湖
- グロッテ(grotte)は洞穴
という意味なんだそうです。
写真見る限りめっちゃおもしろそう
しかもボートに乗って地底湖探検が出来るらしい!
めっちゃええやん
ウィーン中心部から1時間くらいで行ける
調べてみたところ、ウィーン中心部から電車で30分、さらにバスで10分で、約1時間弱で行けるみたい。
行こ
中心地から長距離移動用の列車、Sバーン(通勤とかで使われてる国鉄近郊路線)に乗ってメードリング駅へ。
田舎みはあるものの、可愛らしい街並みだし、学生が多くて活気がある良い街。
バスに乗って、
ゼーグロッテ行きたい!チケット買える?
と聞いたらバス内でチケット買えました。
クレカもおっけい。たすかる。
着いたらすぐツアースタートした
バス停で下車後、5分ほどで入り口に到着。
入り口がカフェ横の奥まったところにあって、一回素通りした笑
入場料は18ユーロ。今ユーロ円161円なので2900円くらい。
お高いわねぇ
ネットで調べたら昔は9ユーロだったという記事を見つけて虚無った。
頑張って稼ごうね…
地底湖内はガイドさんが案内してくれます。
何時からツアーなのかよく知らないまま来たけど、来たらちょうど
もう始まるよ!チケット買って!
って言われた。
ラッキ〜〜
いや、さむっっっ
地底湖内は常に9度らしいです。
今日は最高気温34度の日だったので、実は涼しいところ行きたくて来た笑
ライトダウン持ってきたけど、入ってすぐ装備しました。0.5ユーロ払えば現地で毛布も借りられます。
地底湖内は完全に冬で不思議な感じ。
案内は全部英語とドイツ語。
わかったようなわからんような…←
1848年、この土地の所有者が土地の地下に泉を掘ろうとしたところ、石膏を発見し、石膏鉱山として採掘するようになったそうです。
しかも当時はダイナマイトがまだ発明されていなかったので全て手作業だったんだとか。
これ全部手作業で掘ったん!?!!!?
めっちゃ広いよ……
掘り起こした石膏をトロッコに乗せて運んでいたのは馬で、この馬たちは洞窟の中で飼育されてたから目が見えなくなっちゃったらしいです。
オンオン
石膏鉱山として64年間成り立っていたけど、1912年に水脈を掘り当て、2000万リットルの水が流れ込ん閉山。
さらに第二次世界大戦中にナチがこの洞窟を発見し、ゼーグロッテの水を汲み上げ、ジェットエンジンを使用した戦闘機を製造する工場として利用していたらしいです。
働いていた人は強制労働者。
来る前はわくわくしてたんだけど、閉鎖的な空間というのもあるし、歴史的背景を知るとあんまり長居したくないなぁという気持ちになってくる…
ボートツアー
説明を聞きながら進んでいくと、階段で降りていく場所に着きます。
この先にはボートが!
いよいよボートに乗って、地底湖内を探索します。
石灰分が多いから生き物が生きられない水らしい。
だから綺麗なのかぁ
しかし水の音ちょろちょろしてて怖い
水脈掘り当てて水が溢れ出したっていう話聞いた後にボート乗ってると、
その水脈がまた爆発するんじゃないかと思って怖いんよ笑
ボートに乗ってたのは10分程度だったかと思います。
しん、とした空気でとても良かったし、不思議な体験だった〜
ボート降りたら顧客野放しツアー
ボート降りたら、また階段を登って右奥も見られます〜
あとは適当に帰って〜
え!?ガイドさんは!?!
僕はメンテナンスのお仕事があるのでここで〜
ツアー参加者10人以上いたのに、こっから野放しなの草ァ
海外ですな笑
それぞれ参加者が適当に見て、適当に解散しましたwww
途中、ツアー参加してたおじ様が、わざわざ呼び止めてガイドさんにチップ渡してた。
ウィーンだわぁ…
チップ文化の色濃く残る国です。
茶をしばく
帰りのバスがなんと1時間に1本しかないっぽくて、あと40分くらい来ないことが判明したので、入り口横にあったカフェに入って茶をしばきました。
良心的なお値段。
なかなか地底湖をボートで探検するなんて経験できないので、とってもおもしろかったです。
日帰りで行けるし、中心地行き尽くしたーって方はぜひ〜!
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい!現在オーストリア・ウィーンに長期滞在中!声優ブロガーの幸田夢波ですっ