今回は期間限定で開催されているジブリの立体造形物展に行ってきました〜!

ジブリかディズニーかで言うと、ジブリで育ってきた人間です。
ディズニーも大好きだけどね!
世界への配給、苦労したんだなぁ

解説展示は撮影不可だったんだけど、ジブリ映画がどのようにして世界に飛び立って行ったか、というのが細かく解説されていて、それがすごく面白かったです。
ジブリには残酷なシーンや視聴者に考えさせるために敢えて余白となったいるシーン(自然の音だけが流れるシーンや、スカートがたなびくシーンなど)も多く、
「アニメーションは子供のもの」という考えの強い海外では、勝手に編集されて上映されたり、配給がうまくできないことも多かったんだとか。

もののけ姫なんか結構生き物や人間の断面が出てくるもんね…
そんな中でジブリは「大人が楽しめるアニメーション」として、徐々に世界で人気を博して行ったそうです。

配給を手伝ったのはディズニーで、なるべく編集されないように、
吹き替えの時もセリフのニュアンスを変えないように、というのに気を遣ったという話が書かれていて良かった〜
撮影はできなかったけど、海外でのジブリ映画ポスターもたくさん展示してあって、特にイギリスと中国の映画ポスターがセンスが良くて好きでした。
逆に韓国とかはあまり好みではなく、文化的に近いはずなのに、感覚が近いとは限らないのだなぁと思った。(あくまで個人の感想です)
ディズニーとジブリの違いについての解説もあったんだけど、
ディズニーは広告をいっぱいして短期的に、爆発的に人気を取ろうとするのに対して、ジブリはなるべく長期で上映して、口コミによって動員数が増えていく正反対の戦略であるという話がまた面白かった。
写真を撮るのにすごい列ができていた

ジブリ映画の名シーンが立体造形物として展示してあるので、みなさん写真を撮るのに一生懸命ッ
各造形物で長蛇の列ができていました。



光と影の演出がすごい…!
手前の食べ物の組み合わせに照明をあてて、カオナシのシルエットが影として浮かび上がるように造られています。


写真撮るよりじっくり己の目で見たい派なので、写真を撮るための人で混雑しているのが少し辛かったです笑
その点、ジブリ美術館は館内撮影禁止なのよかったな〜
短編『空想の空飛ぶ機械達』がすごく良かった

中で『空想の空飛ぶ機械達』という短編が上映されていたのですが、これがめちゃくちゃ良かったーーー!!!!
私的にはこれが一番感動したかな。
何度も見たい。もう一回見たい。
宮崎駿監督ご自身がナレーションをされており、たくさん空想されてきた空を飛ぶ機械たちについて解説しています。
駿監督は飛行機が趣味ですもんね。
今では飛行機で人は空を飛べるようになったけど、空を飛ぶという憧れの気持ちは、本当に満たされたのでしょうか?という問いかけがあり、ハッとさせられました。
お土産コーナーも幻想的

お土産コーナーが広くて、サーカスみたいで可愛かった〜
会場限定グッズもありますが、結構売り切れているものもありました。
何かしら買いたかったけど、人の多さに少し疲れてしまって今回は戦利品なし笑
でもしっかりと、ジブリを浴びられて大満足です。
1,900円は安い。安すぎる。
期間限定ですので皆様もぜひ。
読んでくれてありがとうございました!
ではっ
やっほい!ただいま日本を満喫中!声優ブロガーの幸田夢波ですっ