リヨンに来てもうすぐ1ヶ月。

物価が高くてマックに行っても一食2000円くらいしちゃうので、ほとんど毎日3食自炊しています。

ヨーロッパ大好き人間だけど、物価高と円安でどんどんヨーロッパ生活が辛くなってきてるょ……
そんで毎日のようにスーパーに行ってるんだけど…
変なやつがいるんだ。

なんだお前。
野菜の並びにいるけど、なんなんだお前。
どうやって食べるんだ。何者だ。
君の名は。
コイツの名前はアーティチョーク。

ちょ、ちょーく…?
どうやらギリシャ・ローマ時代から食べられていたものらしく(!)
アンリ2世に嫁ぐためイタリアからやって来た、フィレンツェのメディチ家令嬢カトリーヌ・ド・メディシスがイタリアからフランスに持ち込んだのが広く知られるようになったきっかけなんだそうです。花のつぼみなんだとか。
しかもお腹を壊すくらい食べるほど大好物だったらしい。
ルイ14世もアーティチョーク好きで、フランス人はアーティチョークを前菜に1人1個ボンって食べるそうです。

そんでどこ食べるんや…?
でもさ、こういう意味わかんない食材って楽しいよね!!!!!
海外で未知の食べ物に出会うの大好きなんだよね。
下処理
よく分からなかったからネットで調べまして、
こちらの記事を超参考にさせて頂きました!
まず茎と葉先を切り落とす。


なかなか硬いンゴね
にんにくとたっぷりめの塩を入れたお湯で40分(!)茹でる。

浮いてきちゃうので落とし蓋を忘れずに。
今泊まってる所のキッチン、コンロ2口だからコイツのせいで1口ずっと埋まっちゃって困った。
ちょっと時間ある時じゃないと闘えないっすね。
ちょうど切らしちゃってたんだけど、茹で汁にレモン半分くらい分のレモン汁入れるのもおすすめみたいです。
ヴィネグレットソース(まがい)を作る
さて、茹でている間にヴィネグレットソースってやつを作ります。

なんやそのオシャレなソース!!!!
参考にしたネット記事だと
- 紫玉ねぎ、またはエシャロットのみじん切り大さじ1
- ビネガー大さじ1
- マスタード小さじ1
- オリーブオイル大さじ2
- 塩こしょう
で作ってたけどアリモノで代替して、
- オリーブオイル
- バルサミコ酢
- 塩
- 胡椒
- 砂糖
- 刻みニンニク
って感じにしました。


このソースで既にンマいわ…!
実食

茹で上がった〜
なんかちょっと老けましたね。(?)
煮汁は黄緑色になってました。植物を茹でましたって感じの色笑
水気を切って皿に乗せる。

この段階になっても食べ物に見えないwwww

一枚ずつ剥がして、ガクの白っぽい部分をソースに付け、歯で削りながら食べます。


んあ…!なんかおしゃれな味がする…!
なんだろう、これ…
うまく説明できないけど、食感はちょっとホクホクしてて、ザラザラしてて…カブ?みたいな感じ?
そう、オシャレな香りのするカブって感じ!

スープにしたらめっちゃ美味しそうなんだけど、40分も茹でさせられた上にスープにする元気はアタシャないよッ
賛否は分かれるかもしれないけど私は好きな味でした…!
アーティチョークはフレンチによく使われているよう。
確かに自分で調理するよりは、扱いの分かっているプロにちゃんと美味しくなるよう調理してもらって食べ専でいきたいよって感じかな笑

しかし良い体験だった!

これからも海外で変なモノ見つけたらチャレンジしていきたいと思いますっ(でもゲテモノはノーサンキュー)
読んでくれてありがとうございました!
ではっ














やっほい!ただいまフランス第二の都市リヨンに長期滞在中!声優ブロガーの幸田夢波ですっ